第二位
感想
『ブロードウェイバージョン』
2005年のトニー賞作品賞受賞。中継で観たシーンがあまりにもくだらなく馬鹿馬鹿しく思えたので、トニー賞受賞が不思議でなりませんでした。
が、今回のBW観劇でNo.１作品です。とにかく面白い。セットもギャグの一部だったりしますので見切れが少ない席がお薦めです。私は３列目センター。 キング･アーサーがお茶目で素敵なんですけど、なんとシェイクスピアで有名な来日もしているサイモン･ラッセル･ビールでした。よく考えると同じ顔ですが役柄が全然違うもので不覚にも同一人物とは気がつきませんでした(^^;;。あん。出待ちすればよかった。残念。SAKUさんのＲ#287ではオリジナルキャストはティム・カリーだったからいつ代わったんでしょうか。それにしてもラッキーでした(^^)v。
アーサー王が聖杯を探す物語らしい･･･としか事前情報がなかったのですがオープニングはストーリーと全く関係なくてあっけに取られてしまいました。それもわかりやすくて爆笑。前半は色々な国名（人種）が出てきます。ジャパニーズも始めの方にありましたが何がパロディになっているのかはわかりませんでした。フランス人は古典的なパフュームを使ってお風呂に入らないギャグになっていたと思います。副大統領が狩で誤って人を撃ってしまったという時事ネタも組み込まれていたのか、元々あったネタがフィットしたのか場内爆笑でした。
更にBWの作品がオマージュされて嬉しかったです。エポニーヌが出てきたり、傘を使ったパフォーマンス(「雨に唄えば」とは違う感じでした）、You Won't Succed On Broadwayというナンバーでは「屋根の上のヴァイオリン弾き」を思い出したし、途中で3作品が続けて行われたシーンがあります。まず三人が横並びで下手から上手へ～上手から下手へはフォッシーぽく～下手からゴージャスに「コーラスライン」で締めていました。もしかすると「ウェストサイドストーリー」だったかも（すみませんチタ･リベラのダンサーズライフと交錯していますので正しくはご自身で確認ください）。CDを聞いているとKnight of The Round Tableのはず。冒頭から活躍するココナッツタップのシーンがポイント高いです。
そうなるとアーサー王とパッツィの組み合わせは「ラ･マンチャの男」に重なります。 騎士たちが次々にアーサーに着いて来るくだりも、何かのパロディではないかと想像しますが、観ているだけで十分笑えます。
二幕の幕開きも工夫されていて手を抜いているところがない作品です。カーテンに字が書かれるアニメーションと地図が変わるだけですが楽しいです。 アーサーと湖の女性が結婚式をあげるシーンがフィナーレでブーケが客席に投げ込まれます。そしてアーサーが探している聖杯がどこから出てくるかはお楽しみ。 カーテンコールでAlways Look on The Bright side of Lifeを客席と一緒に大合唱。このフレーズの繰り返しだし歌詞がセットに映し出されるのでみんな歌えます。晴れ晴れとした気持ちで劇場を後にしました。
私の記憶では順番が交錯されてしまいまして、正確なレビューにならなくてすみません。
以上
感想
『ロンドン ウェストエンドバージョン』
キャスト
アーサー王：TIM CURRY
Sir Dennis Galahad,The Black Knight,Price Herbert's Father：CHRISTOPHER SIEBER
Mayor,Patsy,Guard 2：SAVID BIRRELL
Sir Lancclot,The French Taunter,Knight nof Ni,ztim the Enchanter：TOM GOODMAN-HILL
Sir Robin,Guard 1,Brother Maynaed：ROBERT HANDS
Historiman,Not Dead Fred,Fernch Guard,Minstrel,Prince Herbert:DARREN SOUTHWORTH
Dennis's Mother,Sir Bedevere,Concorde:TONY TIMBERLAKE
The Lady of the Lake:HANNAH WADDINGJHAM
思った通りのウェストエンド版。最後にネタバレ書きます！！！！
ＢＷオリジナルキャストからはティム･カリーとクリストファー・セバーです。
でもＢＷで見た時のキャストも他にもいました。
それにしても、面白い。言葉の壁を乗り越えての爆笑に次ぐ爆笑です。
アーサー王が聖杯を探してWestend of LONDONに行く話。
途中はニーの森に入り、フランスを通り、プリンスHerbertの城を通る、うさぎの攻撃などの大筋はBW版と同じです。
そしてキャストのコンビネーションは抜群です。
ティム・カリーのアーサー王も歌と大きさとお茶目な感じが素敵ですが、ＢＷでのサイモン・ラッセル･ビールの意外さの方が私には嬉しかった。
以下ねたばれ
実際にホーリーグレイル＝聖杯はどこから見つかるかですけれど、The Killer Rabbitをやっつける件で発見されます。手榴弾でやっつけて私はboomと出るんではないかと思ったのですが、Done…。音なのだと思いますが、終了の意味もありますよね。焼けたと言う意味もあった。
D-1という運びでした。チャンチャン。
以上